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食育体感ツアー過去レポート2014年4月20日 春の里山ウォーキング&サバイバルデイキャンプツアー  2014年4月20日

_DSC0214晴天に恵まれた日曜日、子供達は元気いっぱいの様子で集まり、バスに乗り込んで、上野から出発し、栃木県茂木に向かいました。

バスの中ではクイズやゲームで盛り上がり、そして春の里山で出会える山菜や生き物についてのお話しや、体を強くする食育講座などを行い、予定通り現地に到着しました。

ウォーキングの説明と準備体操をして、ウォーキングを開始。山の中を下ったり、登ったりしながら、約1時間30分くらい山歩きをしました。途中で何か?を発見して立ち止まってじっくりと観察する子や山道を一目散に走り出す子がいれば、疲れて泣いたりする子や、坂道を怖がって降りられない子もいました。

初めての体験に苦労する子もいましたが、それを乗り越えて、山の上からみた景色の素晴らしさや、登った達成感、そして、山道を歩く楽しさを知り、一人も脱落しないで歩きました。

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山から下りてからは、春の野草のカタクリとニリンソウの採集を開始します。山菜をたっぷりと摘んで、水できれいに洗って、お湯でゆでました。カタクリは自然の甘みがあり、子供達には人気の山菜になりました。

そして、羽釜の火起こしを全員で体験し、ごはんを炊きました。炊きあがったごはんに山菜を入れて、混ぜご飯にしたり、おむすびにしました。

バーベキューの火起こしも行い、いろいろな野菜を焼いて食べました。里山ウォーキングでお腹を空かせ、自然の食材の味わいをたっぷり頂きました。

火を囲んでのバーベキューは野外ならではの楽しみで、大変楽しかったようで、食欲旺盛にお代わりが続出しました。

おやつの焼バナナや焼きマシュマロも上手に作って、あっという間になくなりました。

_DSC0695ウォーキングでは疲れて泣いていた子もニコニコ顔で、よく食べていました。

午後からも森の中の散策や生きもの探しを行い、子供達同志の追いかけっこなどをしながら、走り回り、運動して、しっかり食べて、また元気に飛び出す姿に、子供のたくましさと成長の力を感じる一日でした。

自然の中にはものさしがないので、想いのままに自由に過ごせる最高の学び場所です。

参加した子供達にとっても大変思い出の残るツアーとなったようで、楽しかったという声をたくさん頂きました。

 

参加者の声
初めての参加でした。仲良しの友達との参加でしたがまず「食育」というテーマに魅かれました。そのテーマの通り、とても勉強になり、また実際に食すこともでき、嬉しい体験でした。とても盛りだくさんの内容で満足です。虫嫌いの息子ですが、今日は目をキラキラさせながら、生き物の話を聞く姿にさらに来て良かったと思い、本当にありがとうございます。
足場の悪い山道を登ったり、下りたりと子供達は音をあげることなく、最後まで歩ききることができ、成長を感じました。途中から見た展望台からの景色は最高でした。
山道を登ったり、下りたりと4歳の息子にはほどよくチャレンジで「こんな道、初めてだね」と笑顔でうれしそうに山歩きをしていました。山菜料理は全く食べてくれませんでしたが、おにぎりは家で炊くごはんとちがって、とても美味しかったようで、「お塩もいれなくてもおいしい」と言っていました。親では用意できない素晴らしい体験をさせてもらいました。
山菜採りではかたくりの葉が甘くて、びっくりしました。おひたしもポン酢でおいしく頂きました。子どもにとって、好奇心が芽生えた貴重な体験になりました。
カニを見つけたり、自然の刺激をたくさん受けたと思います。もう少し子供が自由に遊べる時間があれば良かったです。また秋にも来たいです。
このような体験イベントは初めてでしたが、親子共々楽しませてもらいました。初めてみた里山の川のとんぼのヤゴ、食べられると知らなかった山菜のカタクリとニリンソウ、大きな羽釜で炊いたごはんなど・・初めて尽くしでした。里山は恵みが多くて、静かで良いものですね。今度はお兄ちゃんを連れて参加したいです。
ウォーキングはのぼるところがきつかったけど、たのしかった(小5の男の子)
ごはんがすごくおいしかった。いっぱいいきものをみつけられてうれしかった(小2の女の子)
やまのくだりざかのところにたくさんおちばがあって、すべりだいみたいでした。たのしかったです。またいきたいです。(小1の女の子)
きょうはあるくのがたのしかった。やまをのぼるのがたのしかった。(5歳の女の子)
ばーべきゅーがたのしくて、ましゅまろがおいしかった(5歳の男の子)