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日記2014年4月17日 危ない安さ

4月1日から消費税が8%に上がりました。
JRなどの交通機関はスイカと現金で切符の価格が違う2重価格になったり、郵便切手は値上げするものと
据え置きがあったり、私が大好きなおせんべいは400円から450円になったり・・・T_T

3%分だけ高くなったのか、それとももっと高くなっているのか、
頭がとんがりコーンならぬ、こんがらコーンですっ(って、つい言いたくなりました^0^)
そんな中でも、価格を値下げしている企業はありますね。
特に外食業界は増税の波をもろに受けるだろうと言われている中で、価格を下げるのは
それをはねのける秘策なのかもしれませんが、薄利多売の商売の中で、適正価格を逸脱して
安さを追求した先には、企業にとっても、消費者にとっても、ろくなことがないと、
過去の例を見ても証明されています。
価格の安さは魅力もありますが、だからこそ、その負の部分を一緒に買うことがないよう、
厳しい目で見ていかねば。
のっけから、こんなことを書いてしまいましたが、食の業界にすでに25年以上いると、
安さの内幕やからくりがいろいろと見えてきます。
コンビニ・中食・外食など、食を外部から購入する率は昨年で45.2%になりました。
今後もさらに増え、50%は軽く超えると言われています。
外部に食を委託するとは、自分の健康の良しあしも、そちらにそっくりおまかせすることになります。
「You are what you eat.」はアメリカのことわざ。
あなたが食べるものがあなたをつくる
子どもにとってはシンプルイズベストな食材がおすすめです。
味を濃くしたり、スパイシーにして、素材の味をわからなくした食べ物は避けましょう。
せっかくのおいしい味がわからなくなります。
味覚は0~10歳で初めての味を多く体験し、経験によって好む味に変化します。
10~15歳でさらに味の豊富な体験を繰り返し、おいしさを再発見します。
そして、15~20で好き嫌いを含めた好みの味が固定化して、味覚が完成になります。
子ども時代は新鮮で、素材の味のある食べ物を選んで、味覚を育ててほしいと思います。
さて、味覚教室は今月からいよいよ始まりました。
味覚の女王りかちゃん(子供たちが命名してくれました)が登場して、五感を研ぎ澄まして、
たくさんの味を一緒に探検しますよ~