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日記2015年9月1日 収穫体験できなくても、新米の味は最高!

先日の8月30日は秋の稲刈りツアーに行ってきました。

 

夏休み最後の週末は雨が降り出しそうな空模様となりましたが、少しでも晴れ間が見えて、風が吹き、田んぼが乾けば、無事に稲刈りができる!との期待を胸にして、現地に向かいました。

 

椿さんはコンバインを用意して、稲刈りできるようにスタンバイしながら、私達を待ってくれていました。
現地に着くと、たわわに実った稲が広がり、迎えてくれたのに、小雨が降りだしてきて 残念ながら、稲刈りはできませんでした。

 

天気が良ければ収穫したもみは乾燥機にいれてすぐに乾燥させることができますが、濡れてしまった稲を収穫すると、もみを乾燥させることはいつもの倍以上の時間がかかります。
もみを乾燥させずにおいておけば、すぐに芽が出てしまい、こうなると米として販売できなくなります。

 

「今、収穫したい!!」という時に収穫ができずに、雨を一番悔しく、恨めしく思っていたのは椿さんでした。

 

農業は天候や自然の変化に大きな影響を受けます。
その中で、日々努力しお米作りをされる椿さんのお話しと今回の天気は、お米が簡単にできるものではないことを強く教えてくれました。

 

稲刈が出来なかったことは大変残念でしたが、子ども達は元気に田んぼの周りを走り廻り、稲穂からモミをつまんで、中のお米を取り出したり、食べてみたり、秋の田んぼの中でカエルを10匹以上も捕まえて見せてくれたりと、子供たちの笑顔は変わりなくありました。

 

田んぼでしばし過ごした後、椿さんの菜園で育てたミニトマトを収穫し(これが果物みたいに甘いトマト!!)、靴飛ばし大会で歓声を上げて、お昼ご飯です。

 

今年の新米で作ったおむすびは大好評で、18キロの米を炊きました。ごはんになると40キロもあります。おむすびも300個以上結びました~

 

朝に収穫した野菜で作ったとうがんのおつゆ、かぼちゃの煮物、じゃがいもの昆布煮、なすのみそ炒め、きゅうりの漬物などなど、お母さんが作ったおいしいおかずも人気で、
稲刈仕事もしなかったのに・・・・・みんな食欲旺盛です(*^O^*)

 

午後は食育のお話しと椿さんの田んぼの総括で締めくくり、元気に帰ってきました。

 

椿さんの新米はワクワク食育教室のホームページで10月より販売しますので、ご賞味を希望される方はぜひお申込下さい。