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食育体感ツアー過去レポート2015年8月12日 田んぼの草取り&生物調査&野菜畑の収穫ツアー 2015年6月7日

梅雨の晴れ間のような天気の中、大井町を予定通りに出発し、千葉県香取市の椿農場に向かいました。DSC03937

バスの中では好きな生き物を発表しながら自己紹介をしました。

田んぼの草についてや生き物調査の説明の後は、恒例のゲームやクイズを行い、楽しい交流をしながら、バスはスムーズに運航して、現地に到着しました。

田んぼに到着すると、5月4日に植えた苗がスクスクと大きく育って迎えてくれ、最初に田んぼの草取りを行いました。

草取りは草の抜き方、抜いた草を土の中へ埋める方法を教わり、横一列に並んで作業開始です。

田んぼの草はまだ小さく、柔らかいので子供でも簡単に抜いて、土に埋めることができました。それに対して、稲はしっかりと根を伸ばして頑丈でした。

DSC03950この時期に草取りをこまめにすることで、今後の草取りがだいぶ楽になります。みんなでしっかりと草取りをしました。

草取り作業を終了した後、生き物調査を開始しました。田んぼのまわりにそれぞれ散らばって、子供も大人も夢中になって生き物を探しました。
見つけた生き物はトレーに分類し、その場で説明を行いました。DSC03985

 

DSC03999生き物調査の後は、田んぼのそばにある畑に移動しました。きたあかりのじゃがいもの茎を引っ張ってみると、たくさんのじゃがいもが顔をだし、歓声があがります。

土のから出てくるじゃがいもを一つ残らず掘って大事に持ち帰りました

午前中は疲れ知らずのようにたっぷり活動し、やっと待ちに待ったお昼ごはん。

大きなおむすびや旬の野菜がたくさん入った汁物やおかずがあり、出来立ての味を美味しく頂きました。

午後からは、植物の根の周りにある菌根菌をテーマにした歌「キン☆コン☆キン」や腸の中の多様性をテーマにした「腸内フローラ」をみんなで歌って植物や菌の役割を知り、そして椿さんから今年の田んぼの状況についてお話しを聞きました。

 

天気に恵まれた一日となり、長時間の野外活動も苦にならないくらいの様子で、親子での自然体験を大いに楽しみ、元気に東京に戻ってくることができました。

 

参加者の声
むしとり、ざりがにをとってたのしかった。ざりがにがたたかうところがみたかった。じゃがいもほりがたのしかった(4歳男子)
おにぎりおいしかった(5歳女子)
ざりがにが2ひきとれてよかったです。そして、きょう、ざりがにがさわれてよかったです(6歳男子)
生きものさがしでカエルを4ひきつかまえました。4ひきともげんきでした(7歳女子)
かえるを3びきつかまえれてうれしかったです(8歳女子)
どじょうをたくさん見つけてもってかえった(9歳男子)
今日はザリガニをたくさん捕えられて楽しかったです(11歳男子)
子どもももちろん、私たちも普段都会に住んで、自然の中で過ごす事が少ないのでとても楽しくリフレッシュできました。お昼ごはんも本当においしかったです。一つ残念だったのが、椿さんがお話しをされている時に
子ども達の遊びまわる声でほとんど聞こえなかったので、昼食後にスタッフの方が子どもの遊び相手になるとか工夫をして欲しかった。
子どものために初めてカエルを素手で捕まえました。植物や生物など多くの命に触れるだけでなく、多くの皆様の思いやりに恵まれた一日になりました。
日本の原風景のような景色でとても美しかったです。田んぼにいる時間も長く充実していました。虫の専門家がいることで「子ども達のなぜ?」に答えてくれたのも良かったです。お昼ごはんがとても充実していたことが満足でした。