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- 日記2013年10月22日 グルテンフリー表示
9月にアメリカに行ってきました。
日本国内を旅していても、必ず、地元のスーパーに行くのが趣味になっているほど、
スーパーめぐりが大好きですが、海外に行っても同じです*^-^*
何かおもしろいもの、新しいものはあるかな?とスーパーを
見回していた時に、気がついたのが「グルテンフリー」の食品でした。
グルテンとは小麦の中にあるたんぱく質で、パンが膨らむのに必要なものです。
「グルテンフリー」はグルテンが入っていないことを意味していますが、
その表示が食品パッケージについていたり、グルテンフリー食品専用コーナーもありました。
アメリカではここ最近、グルテンフリー商品が目立って増えているそうです。
商品を見ていると、「これには小麦は入っていないでしょ!」というものにも
記載してあり、おむすびに使う海苔にもグルテンフリーと表示されていて、驚きました!
グルテンフリー食品は元々はグルテンアレルギーの方用だったそうですが、
ダイエットに効果があり、さらに体調の改善にもつながることで広まってきたそうです。
グルテンフリーが広がる動きで、気がかりに思ったのが、アメリカ小麦の質の低下について
警告されていることでした。
現在の小麦は過去のものとは変わり、品種改良により、精製度が高まり、消化が早くて、
血糖値も上げやすく、さらに小麦を食べたくなる依存症を誘発するようになったということです。
これは、清涼飲料水に入っている、果糖ブドウ糖液糖の存在に似ています。
砂糖をさらに精製すると、果糖とブドウ糖になりますが、この甘みが入ると、
甘さがさっぱりして、たくさん飲めるようになります。
砂糖だけで甘味をつけると、甘さがくどくてそんなに飲めません。黒砂糖ならもっとくどいですよね。
果糖ブドウ糖液糖は糖質の一番小さな分子なので、すぐに血液に入り、血糖値を上げますから、
飲み過ぎると、その後に血糖値を急激に下げることになり、低血糖という弊害が現れます。
低血糖はイライラしたり、怒りっぽくなったり、不安になったりと気持ちの乱高下にも影響を及ぼします。
パンに話は戻りますが、日本は小麦の自給率は14%で、ほとんどがうどんなどに向く品種です。
パン用の小麦は外国からの輸入が大半を占めます。
パンのおいしさは他には代えがたいものがありますが、アメリカの動向を肌で感じて、
気をつけて選ぶ時期がきていると感じました。
日本の小麦にはそのような品種改良は絶対にほどこして欲しくないと願いますし、
主食としては米がありますから、これを基本において食べていれば心配のない話です。