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日記2018年3月14日 もぐもぐタイムとピータータン

平昌オリンピックで話題を飛ばしたLS北見のカーリング娘たち。

会場にいる人の熱気が氷の状況を刻々と変える中で、頭脳ゲームを繰り広げる熱戦は素晴らしかったです。

 

そして、試合の合間にある「もぐもぐタイム」

休憩をしながら、北見銘菓のお菓子(地元PRかな?)やイチゴ、リンゴなどを食べて、栄養補給していました。

 

果物は料理することもなく食べられ、糖質・ビタミン・ミネラル・有機酸を補給してくれる優れもの。

私が食事指導をする時、果物を普段食べているかどうかを聞きますが、あまり食べていないという人が多いです。

果物は日本人全体で摂取量が減っていますが特に少ないのは20~30代の若い世代。

忙しくて料理ができない、野菜がなかなか食べられない人には積極的に果物を栄養補給として、うまく利用できるといいと思っています。

 

最近、「ピータータン」という言葉を聞きました。

これは甘味を好み、酸味や苦味を苦手とする人の味覚を表すそうです。

世の中には、一つの現象を一言でうまく言い表す人がいるものですが、ピーターパンと舌を掛け合わせた造語は「子どもの舌」を意味しています。

 

酸味や苦味は動物的本能で考えると腐敗や毒に通じる味なので、最初から好きにはなれないものですが、幼児の頃から繰り返し練習することによって獲得していく味覚です。

食べものの中には甘味や塩味だけではなく、いろいろな味がバランスよく入ることでよりおいしくなっていくので、酸味と苦みの訓練はとても大切。

 

その中で、果物は酸味や苦味を知る練習として適しています。

甘みと酸味のあるイチゴやリンゴ、ほのかな苦味がある柑橘類、渋みと甘味のぶどうなど、いろいろな味のバランスがあります。

果物は1日に200gが目安。それはその人の片手に乗る分を食べるとだいたいちょうど良い量になります。