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食育体感ツアー過去レポート2017年6月14日 田んぼの草取り&生き物調査&野菜畑の収獲ツアー2017年6月11日

5月に田植えをした田んぼは6月になると青々とした稲が緑の絨毯のように広がって、水田の美しさを十分に感じさせてくれます。
今回は無農薬、無化学肥料で行う米作りで一番大変な作業となる草取りを体験し、そして、生き物調査をして田んぼと共生する生き物の名前や生態を学びました。

草取りは裸足で田んぼに入り、手で泥の中をかき回しながら草を取ります。体と手を伸ばし、稲の周りや、稲の中にも生えている草も取りながら進みますが、草の量が多くてなかなか進めません。
椿さんは稲のまわりにヒョイヒョイっと手を入れるとたっぷりの草をつかんで見せてくれ、やはりプロの仕事は「すごいなー」とため息がでます。子供達が先に生き物調査に移動したあとも、大人だけで草取りを継続しましたが、全部は取り切れずに終了しました。田んぼの草取りを手で行う大変さを実感したとの声が多くあるなかも、筋肉痛になるのを覚悟で毎回参加して頂く方も多くいらして、本当にお疲れさまでした。

生き物調査はあちこちで生き物を見つけたり、追いかけたりする声が響きながら、子供は夢中でした。それぞれが見つけた生き物は横田先生がトレーや容器に分類し、その場で説明を行いました。
生き物は全部で20種確認しました。その後はじゃがいも堀りを楽しみましたが、例年より不作とのことで粒は小さめでした。

昼食でおいしいごはんを食べて栄養補給をした後は木のコースターに生き物のお絵かきをしました。子どもたちの観察力と表現力は本当に素晴らしく、とっても素敵な作品に感激しました。
次回のツアーはいよいよ稲刈りです。自然の恵みを頂ける日を心待ちにしたいと思います。

参加者の声
かえるをつかまえた。ごはんだいすき(5歳男子)
くさをとるのがすきです(6歳男子)
えびとどじょうをさわれたのがたのしかったです(7歳男子)
例年に比べて草が多く、草取りの大変さを改めて感じました。今年はじゃがいもの不作もあり、少し残念でしたが、その後のコースター作りは楽しかったです。(13歳男子)
子供の目が輝いていて、自然とのふれあいが一番と思いました。
草取りを人海戦術でやるのも現実的ではないですね。終わりませんね。
今年は例年より田んぼの水の張り具合が違うような気がしました。田植えの時に均等な間隔で植えることの大切さを学びました。
苗を植える時とは違い、草取りは大変でした。薬りに頼らない米作りは非常に大変だと実感しました。