子供に人気の食育レシピ

すき焼き丼

すき焼きの作り方は家庭によって様々ですが、その味は日本人好みで、子供にも人気です。肉と同じくらいの量の野菜もたっぷり入れることで、野菜不足にならないようにします。卵は子どもが簡単に作れるスクランブルエッグを上にのせました。お好みで生たまごや温泉卵でもいいですね!

材料 (2人分)
ごはん……2杯分
牛薄切り肉……100g
白滝……50g
玉ねぎ……50g
長ねぎ……20g
砂糖……大さじ2
醤油……小さじ4
酒……大さじ1
卵……2個
塩……ふたつまみ
油……大さじ1/2
作り方
  • 1玉ねぎは薄切り、ねぎも斜め切りにする。
  • 1白滝は塩(分量外)を振って軽くもんでから水で洗い、水気を切って、ざく切りにする。
  • 1牛肉は食べやすい大きさに切る。
  • 1フライパンに砂糖、しょうゆ、酒を入れて中火にかけて、沸騰したら牛肉を入れる。全体に火が通って、色が変わったら取り出す。
  • 1肉を取り出したフライパンに玉ねぎと白滝を入れて、煮る。玉ねぎが透き通ってきたら、ねぎを加える。
  • 1ねぎがしんなりしたら、肉を加えて、全体を混ぜ合わせて、火を止める。
  • 1卵は溶きほぐして、塩を加えて混ぜる。
  • 1フライパンを熱してから油を入れ、卵を入れる。菜ばしで大きく混ぜて、半熟くらいの状態で火を止める。
  • 1器にご飯をよそい、すき焼きをのせて、上にたまごをのせる。
ポイント
・煮る時は少し煮汁が残るくらいで火を止めます。強火で焼きすぎると水分がすぐに飛んでしまうので、火加減はフライパンの大きさによって加減しましょう。
・玉ねぎを入れることで野菜の甘みを出し、長ねぎを入れることで香りと味を出します。
・年齢が低い子ども用に作る場合は味が濃いめなので、全体の調味料の量を減らします。

けんちん汁

この料理ではいろいろな野菜の切り方を学べるので、子供が楽しんで挑戦します。野菜たっぷりの汁物は栄養補給には優れていて、苦手な野菜克服にもつながります。干し椎茸が苦手な子は少なくないですが、この料理には椎茸の旨味は大事なポイントなので、これで好きになって欲しいですね。

材料 (4人分)
大根……150g
ごぼう……60g
にんじん……40g
里芋……150g
こんにゃく……60g
干し椎茸……2枚
油揚げ……1枚
木綿豆腐……150g
油……大さじ1
煮干し昆布だし汁……1000cc *椎茸の戻し汁も少し加えます
塩……小さじ1弱
しょうゆ……大さじ1
作り方
  • 1とうふはザルにのせて、水切りする。
  • 1里いもは表面の泥をきれいに落として、皮のまま水からゆでる。沸騰して6分くらいたったら、取り出して水につけて冷ます。皮をむいて、食べやすい大きさに切る。
    *電子レンジの場合はラップに包み、600wで2~3分くらい加熱し、皮がやわらかくなったら取り出して水につけて冷ます。同じように切る。
  • 1こんにゃくは下ゆでしてから、短冊切りにする。干し椎茸は水につけて戻して、千切りする。
  • 1大根、にんじんはいちょう切り、油揚げはたんざく切りにする。ごぼうはささがきにして、水につける。ねぎは小口切りにする。
  • 1なべにごま油を入れて、ごぼう、にんじんを炒め、大根、こんにゃく、椎茸を加えて炒める。
  • 1だし汁を加えて、沸騰したら里芋、油揚げ、塩を入れる。
  • 1里芋が軟らかくなったら、豆腐を手でくずしながら入れ、ねぎも加える。
  • 1最後にしょうゆを加えて味を調える。
ポイント
・野菜の切り方は上記以外でもかまいません。例えば、大根・人参は短冊切りにして、他の野菜もそれに合わせて作ると短時間でできます。
・野菜を炒める時はそれぞれに油がまわって、しんなりするくらいまで炒めます。