ブログ

日記2016年11月11日 鮭の日

1111日は「1」 が4つ並んだこの日は中国では「独身(シングル)の日」と呼ばれています。

 

ここ日本では、何の日かというと「さけの日」

さけを漢字で書くと「鮭」となり、「圭」の字を分解すると「十一」が2つあるからだそうです。

昭和62年に新潟県村上市がこの日を鮭の日に制定したのが始まりです。

 

116日に行った「秋の里山ウォーキング&サバイバルデイキャンプツアー」では今年も那珂川の鮭の遡上を見てきました。

 

例年よりも今年は遡上する鮭が少ないとのことでしたが、鮭の姿は確認できました。

鮭は産卵するためだけに、えさも食べずに100km以上の距離を川に逆らって上ります。

 

川の上では産卵を終えた鮭を狙って、数十羽のとびが飛び回り、川に向かって飛び込む様子もありました。

猛禽類をあのように間近でみられることも普段できない体験です。

 

鮭は私たちにはとても身近な存在です。

養殖や天然の鮭など、いろいろな種類の鮭がお店に行けば買うことができます。

 

秋味や秋鮭とも呼ばれる鮭(正式名はシロザケ)は国産で天然の魚です。

川で生まれ、海を渡って、また母なる川に戻ってくる鮭はたったの3%この命を大切に頂けるよう、お昼は秋鮭のチャンチャン焼きとアラ汁を作りました。

鮭は捨てる所がない魚です。

海に面していない栃木県は鮭を大切な蛋白源とし、郷土食の「しもつかれ」は鮭の頭を使って作りますが、まさに鮭を食べつくし、味わう料理といえます。

 

お陰様で、今年も無事に食育体感ツアーは5回終了しました。

来年のツアーは4月の春の里山ウォーキングツアーから開始予定ですので、2月くらいにご案内いたします。