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食育体感ツアー過去レポート2011年9月4日 秋の稲刈り&酒蔵見学ツアー 2011年9月4日

01台風12号の影響で前日まで開催が危ぶまれましたが、当日は目的地の千葉周辺のみが天気予報は晴れと発表され、無事にツアーを開催することができました。
参加者は急な雨のために、雨がっぱも各自用意して、大井町に集合し、予定通りにバスで出発。バスの中ではお米クイズや手作りのジグソーパズルなどで盛り上がり、また、食べ物と命を考える紙芝居も行いました。
秋はお米を始め、たくさんの食べ物が収穫できる季節です。今年は放射能の問題もあり、農家のみなさんが苦労して作ってきた農産物が出荷できない事態になったことや、自然を大きく破壊してしまったこと、そしてこれからは本来の自然を取り戻し、守っていくことについて、考えました。

02田んぼに到着し、黄金色に実った豊作の稲と対面。大変な年によくぞここまで育ってくれたと感無量となりました。安全な稲刈りの仕方についての指導を受け、それぞれが稲刈り用のカマを持って、稲刈りを開始。子供たちは、はじめは恐る恐る刈っていたのが、だんだん上手にできるようになり、
手早い作業で進みました。途中で一瞬、にわか雨が降りましたが、濡れるほどのことはなく、稲刈りが終了した後は、また生き物探しに駆け回りました。
お昼は新米のおむすびを堪能し、椿さんから今年のお米の生育についてと、お米の検査結果で放射能が検出されなかったことを報告頂きました。

03午後からは、佐原にある東薫酒造の酒蔵見学をしました。130年の歴史のあるお酒作りの話、お米がどのようにお酒に変わっていくかを子供にもわかるビデオ説明を見た後、酒蔵見学に入り、ものすごく大きな貯蔵タンク、酒を搾る機械など見ました。
今年は3月の震災の影響で、ツアーの参加者は減少しましたが、その中で生産現場の厳しさや、自然を守ることの大切さを知る上では、ツアーが開催できたことは大変意味のあるものだったと思います。
例年参加して頂く親子が今年も楽しみに参加し、生産者である椿さんも大いに勇気づけられました。ツアーに参加頂いた皆様に心より感謝致します。そして来年もまた田んぼで再会できるように、新しい企画を準備してお待ちしています!

参加者の声
ゆっくりのんびり、自然や子供とのふれあいを楽しむことができました。椿さんも素敵な方でした!
稲刈りも楽しかったですが、お昼ごはんがとってもおいしいかったです。相澤先生の命を考える紙芝居が心に響きました。
命をいただくという紙芝居が、食と命を今一度考えさせてくれるような、とても感動的なお話でした。自分自身の食生活を見直すきっかけにもなりました。現地では初めての農作業だったこともあり、椿さんのような温かい人達の手によって守られていることを肌身で感じることができました。
天候に恵まれ、椿さんの田んぼも無事で、新米の味は格別でした!また来年も参加します。
田植え、草取り、稲刈りの3回のツアーに参加して良かったです。稲穂の揺れる田んぼの風景は素晴らしいです。いつまでも守っていきたいですね。
酒蔵は実際に作っているところが見られるともっと良かった。稲刈りももっとたくさんしたかったですが天気のことがあったので、仕方なかったですね。
*酒造りは12月頃から始まりますので、残念ながら9月は蔵の見学のみになりました。
今回もツアーに参加させていただき、ありがとうございました。娘は成長するとともに、苗の植え付けや稲刈りが上手になり、頼もしく思います。
稲刈りしたのは初めてだったので感謝の気持ちがいっぱいです!太陽や風や虫や雨やいろんなパワー、エネルギー、命を頂いていると実感できました。無農薬のお米がとっても甘くて、おいしかったです。
今回は全てが初めての体験で子供のように楽しみました。食とからめて自然を味わうことができたことに感動し、命の尊さを感じました。自然と人間が共生できるんだという自身にもなりました。
はじめてだったけど、いねをかるのはかんたんにできました。またやりたいです。(小3の女の子)
たのしかったです。来年もよろしくおねがいします(小2の女の子)
きょうのいねかりは虫がいて、とてもたのしかったです。とうきょうだるまがえる、あまがえるがいました。ばったもたくさんいました。(小1の男の子)