ブログ

食育体感ツアー過去レポート2019年6月12日 田んぼの草取り&生き物調査&じゃがいも収穫ツアー 2019年6月9日

梅雨の曇り空の中、大井町を予定通りに出発し、千葉県香取市の椿農場に向かいました。

バスの中では自己紹介の後に、ゲームや林先生の作詞・作曲による菌根菌をテーマにした歌「キン☆コン☆キン」や腸の中の多様性をテーマにした「腸内フローラ」をみんなで歌いながら、バスはスムーズに運航して、現地に到着しました。

田んぼに到着すると、5月3日に植えた苗がスクスクと大きく育って迎えてくれ、最初に田んぼの草取りを行いました。

草取りは草の抜き方、抜いた草を土の中へ埋める方法を教わり、横一列に並んで作業開始です。

田んぼの草はまだ小さく、柔らかいので子供でも簡単に抜いて、土に埋めることができました。それに対して、稲はしっかりと根を伸ばして頑丈でした。

この時期に草取りをこまめにすることで、今後の草取りがだいぶ楽になります。

草取りの後は、生き物調査を開始しました。田んぼのまわりにそれぞれ散らばって、子供も大人も夢中になって生き物を探しました。カエル、ドジョウ、メダカ、アメンボ、アメリカザリガニなど見つけた生き物を集めて、それぞれの特徴を林先生が説明しました。今回は例年よりも生き物を少なく、環境の変化があることを実感しました。

午前中の活動の最後はじゃがいも収穫。

畑に移動して、きたあかりのじゃがいもの茎を引っ張ってみると、たくさんのじゃがいもが顔をだし、歓声があがります。

土のから出てくるじゃがいもを一つ残らず掘って大事に持ち帰りました。

活動が終って、お昼ご飯の時間。

椿お母さん手作りのおかずや汁ものや炊き立てごはんで作るおむすびはお代わりする子供達もたくさんいて、お腹いっぱいに食べました。

食べ終わった子供達は公民館の草原を走り回って遊んだり、バッタの脱皮姿を観察することも出来ました。

そして、椿さんから今年の田んぼの状況についてお話しを聞きました。

帰りのバスは熟睡する姿が多くありましたが、親子での自然体験を大いに楽しみ、元気に東京に戻ってくることができました。

参加者の声
カエルをさがすのがたのしかった(7歳男子)
大きなざりがにをもった(7歳女子)
じゃがいもほりでおおきなじゃがいもがほれてうれしかったです。(8歳男子)
今日は見られないと思っていたダルマガエルを目げきできて、しかもバッタの羽化を見られた(9歳男子)
林先生の「ちょうないフローラ」「きんこんきん」のうたがおもしろかった。(9歳女子)
メダカがいなくて、よくみてつかまえようとしたらあみにはいっていたからうれしかった(10歳男子)
イネとヒエの見分け方、イネの中に入り込んだヒエの取り方についてもっとお聞きしたかったです。椿さんの田んぼ、公民館の広い庭、スタッフの皆様の温かな思いやりで息子の心も大きく育まれました。ありがとうございます。
いろいろな種類の野草が生えていて、一つ一つ見ていくことはとてもおもしろかったです。草取りは思っていたよりもずっと難しいと思いました。昼食のおにぎり、おかず、お味噌汁がとても美味しかったです。
泥だらけになりながらも「楽しい!」と夢中になっていた子供たちが印象的でした。内容も盛りだくさんでお昼ご飯もとても美味しかったです。椿さんのお人柄が素敵です。
1年前の田植えでは0歳だった子が何も食べれなかったのが、今回はいろいろと食べられておにぎりを「おいしい、おいしい」と言ってたくさん食べて驚きました。息子は初めて一人でカエルをつかまえられてあまりにうれしかったのかおうちで飼うと言いました。大切に育てられるようにしたいと思います。

前回に引き続き、草がきれいに取れててびっくりしたと椿さんにほめられてすごくうれしかったです。次回の田植え、草取りにはストッキングをはいてやってみたいと思います。
草取り2回目の参加ですが、今回も「おいしくなってね」という気持ちをこめて雑草取りに専念しました。雑草にも天ぷらにしたらおいしいものがある事も教わり、楽しんでやらせていただきました。毎回、本当に至れり尽くせりのツアーで何もお手伝いも出来ずにいることに申し訳けない気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいのツアーでした。
4年ぶりの参加でしたが椿さんが若返っていたようで驚きました。前よりも草がすくなくてちょっと驚きましたが、とーーーーーーーーっても楽しかったです。稲刈りも参加したいです!
いつものことですがごはんが美味しかったです。キリギリスもたくさんいて、どじょう、めだか、ザリガニが小さい子供ばかりで生まれてきたばかりなんだなと思いました。