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日記2016年6月28日 猛暑をしのぐ
しとしと、ぽつんぽつん、ざーざー。雨にはいろいろな音があります。
雨がアスファルトの道や手すりに当たって、ぴょんぴょん跳ねる様子をみて、 「おもちゃの兵隊さんがたくさんはねてるみたい!」と言った子がいました。
色鮮やかな花の色の違いを見たり、雨上がりの新緑の香りを感じたり、 この季節は雨が五感を刺激してくれます。
大地にたっぷりと雨が降り注いだら、夏がいよいよやってきます。
暑くなると食欲が落ち、ごはんやみそ汁よりも冷たいそうめんの方が食べたくなります。
ツルツルとのど越しのよい麺ばかり食べると、結果的には体調を崩す原因になりますので、 野菜やたんぱく質も補うような工夫が大切です。
そんな暑い夏を過ごす知恵に、宮崎、埼玉、山形の郷土食にある冷や汁はおすすめ。
食育教室でも子どもたちと一緒に作りました。
作り方は、アジを焼き、身をほぐしてすり鉢でなめらかにすります。
味噌はホイルにのせて、オーブントースターなどで焼き目をつけてからアジに加えてすり混ぜ、そこに つめたく冷やした煮干しだし(またはかつおだし)を少しずつ加え、最後に白すりごまを加えて汁のできあがり!
みそ汁の具は豆腐やきゅうりの薄切り、そしてみょうが、青じそ、ねぎなど刻んで加えます。
これをごはんにかけて食べると、何杯でもお代わりしたくなります。
子供も大人も食欲が出ない時、キンキンに冷やした汁かけごはんは喜びます。
猛暑をしのぐ食の知恵。
ぜひ一度お試しください!