前日から天気が心配されましたが当日の朝は曇り空となり、予定通り上野を出発して現地に向かいました。

子どもたちは元気いっぱいに朝早くに集合し、バスに乗りました。バスでは自己紹介をした後、箱の中にあるものを当てるゲームをしたり、春の里山の様子や山菜について学び、そして、本日の講師の先生達のお話しを聞きながら、栃木県茂木にあるツインリンクもてぎの里山に到着しました。

茂木の空は今にも雨が降りそうな気配となり、また風が強かったため、午前中の山の中のウォーキングは中止をして、生き物探しや山菜採集を中心に行いました。

里山には「にりんそう」「かたくり」「よもぎ」「うるい」「かんぞう」「のびる」「ぜんまい」などの山菜がたくさんありました。山菜はお昼ご飯のおかずにします。

山の斜面や平地など、いたるところにある山菜を夢中になって摘み、山菜摘みが初めての子供も、「これはどんな味？」「たんぽぽやつくしも食べてみたい！」という声もあり、山菜に興味深々になりました。

山菜は水でよく洗い、お湯の中で「しゃぶしゃぶ」して、おひたしにしたり、天ぷらにし、自然の恵みと味わいをたっぷりおいしく頂きました。

そして、みんなが大好きなマシュマロ焼きも作って、おやつにしました。

山の天気がくるくる変わる中で、お昼に強く降りだした雨が止んで、急に晴れ間が見えました。

午後は、生きもの観察でヘビやカブト虫の幼虫を見たり、林の中をドロケイ遊びで走り回ることができ、楽しい時間はあっという間に過ぎました。

春の里山の自然の様子を知り、体験したこと、感じたことをそれぞれの胸にしまって、全員、元気に帰途につきました。