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日記2013年6月18日 日本の色

6月に入り、あじさいがきれいな季節になりました。
先日、大学の食育授業で日本の伝統色の名前の由来について取り上げました。
色の名前には花や食べ物の名前が多く使われていて、
例えば、ピンクにはさくら色、黄色の中には山吹色があり、
オレンジには柿色もあれば、照り柿色というものもあります。
あじさいの多くは日本が原産で、紫のイメージが強く、紫陽花と漢字で書くくらいなので、
あじさい色があるかと思いましたが、紫では藤色や桔梗色となります。
あじさいの色は土壌のPHが影響して、色の変化があるので断定できるはずもない、
ということかもしれません。
ちょっと残念な思いもしましたが、色が変わるところが、まさしくあじさいの魅力。
梅雨時期に心にさわやかな風を送ってくれるあじさいを楽しみに
この時期を過ごしたいです。