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2022年5月16日 フィンランドと食育

ウクライナ侵攻が収まらない中、
フィンランドがNATOの加盟を正式に申請しました。

 

フィンランドと言えば、世界幸福度ランキングが
5年連続第1位の国。
森と湖に囲まれた豊かな自然と
トーベ・ヤンソンのムーミンが生まれた国。

 

「フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか」(堀内都喜子著)の中で、
フィンランドのどんな所が好きかと
フィンランド人に聞くと、

美しい自然
安心、安全、安定
福祉国家で最低限の生活保障
機会の平等
といった言葉が出てきます。

 

国が安定していることは国民にとって大きな安心です。

 

そして、フィンランドには「サペーレ」と呼ぶ
食育教育があります。
野菜などの食材を触って、匂いをかぎ、
よく観察して、味わう。
五感を使って食べ物とゆっくりと触れ合います。
自然とのふれあいやゆとりの時間を幸せに思い、
大切にするこの国ならではの食育です。

 

ワクワク食育教室でもこのレッスンを取り入れ、
子ども達のイキイキとした表情を見ると
食への関心を高める効果があると実感します。

 

幸せの価値観は国や人によって違うようですが、
政治的、経済的に安定し、生活の安全と食料の確保は
国民の幸せには必須です。
フィンランドの幸福度ランキングがこれからも保たれますように。

 

ちなみに日本の幸福度ランキングは54位という結果。
教育、生活、経済、健康寿命は高いけれど、
労働環境や社会的寛容の低さが
ポイントを下げています。

 

客観的な部分では幸福でも、
主観的には幸福を実感できない
これが日本という国なのでしょうか。
なんとかフィンランドに近づきたい。
いつかフィンランドに行って、
実際にどんな所か見てみたいと思っています。

 

さて、5月29日(日)に
田んぼの草取り&生き物調査を行います。
生き物調査員で人気の林鷹央先生が同行します。
バスツアーは開催しませんが、
現地参加できる方のみ、募集を致します。
また、当日はZOOMで田んぼからオンラインライブも
行いますのでご参加できない方は
ぜひぜひ、ZOOMから覗いてみてください。