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日記2018年5月24日 ダイエットアンケートから

4月から5月にかけて、気温の変化で服装に困る日々が多いでしたが、

このところは気温も上昇してきて、軽やかな薄着ができるようになりました。

夏に向けて体のラインが気になりだすと、ダイエット特集が目立つようになりますね。

私もダイエットについての文章を医療関係の専門誌に書いたばかりです。

 

そもそもダイエット「diet」とはなにか?

その語源を調べるとギリシャ語の「diaita」(生活様式や生き方の意味)に由来し、英語の「diet」は日常の食習慣や痩せるための食事制限の意味があります。

日本でもダイエットは体重調整や病気治療のために栄養やカロリーを適正にする意味を持っています。

 

では、どうして太るのか?

その原因を説明するならば、摂取エネルギーが消費エネルギーよりも多ければ体重が増えることになります。

となると、摂取するエネルギーを減らすか、消費するエネルギーを増やせば体重は減ってきます。

文字に書けば簡単♪、実践するのは・・・・・^^;

 

ともかくも、健康的なダイエットの秘訣は「睡眠」「運動」そして「食事」の生活スタイルが関係しているので、その中でまずはできるところから始めてみてはと思います。

 

つい先日、ダイエットに関しては若い学生達にも正しい方法を知ってもらいたいので授業でも取り上げました。

16歳~20歳の300人を対象にして、ダイエットアンケートを行いました。

その結果を見ると、全体の9割が自分の体形を気にしていると答え、ダイエット経験者は6割を超えていました。

具体的なダイエット方法は「運動」が一番多く、次いで「間食・お菓子を食べない」「食事制限」「糖質制限」と続きます。

アンケートでは単品ダイエットや食べないダイエットよりも筋トレやウォーキングなどの運動重視が多くあったのが良かったです。

 

そして、ダイエット時に意識して食べるのは「野菜」がダントツ!

食べるのは野菜を含めて大豆製品や鶏肉などのタンパク質を食べる答えが目立ちましたが、これだけ食べればよいという食べ物はありません。

食べる種類、必要な量をバランスよく食べることはやせる時にも大切になります。

 

どのくらい食べたらいい?との質問に、よく紹介しているのが山梨県甲州市が提唱している「塩山式手ばかり」の方法。

手の大きさと身長の相関関係から、自分の手を使って食べる適量を導いたものです。

例えば、ごはんであれば、両手を合わせてこの中に入るごはん量が1回分となります。

野菜の場合は生野菜なら両手に山盛りのせた分量、煮野菜や炒め野菜であれば片手にのる分量。

肉や魚なども片手にのせられる量が1回分の適量となります。

詳しい内容は「甲州市ホームページの食育情報」から閲覧できます。

 

「運動」と「野菜」に関しては健康のキーワードでもあるので、普段の生活でも大いに取り入れて欲しいもの。

子供のころからこれらに慣れ親しんでいればダイエットも楽しくできるので、未来の食の指導者となる学生たちへフィードバックしました。