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日記2014年7月14日 ソムリエ気分

小さい頃、友達の家に遊びに行くと、自分の家とは違う匂いを感じることが
よくありました。
何の匂いなんだろう?と考えても、さっぱりわかりませんでしたが、
その匂いの記憶が強く印象に残ったことを思い出します。

 

食べ物も味の記憶よりも、匂いの記憶の方がずっと強く残ると言われます。
6月に行った教室では、鼻をテーマに、いろいろな匂いをかいでみました。

先生がソムリエのような恰好(蝶ネクタイをしただけで、子供達の注目度は高い!)をして、
子供達には小さなワイングラスにリンゴジュースを注いで、ソムリエごっこもしてみました。

子供達はリンゴジュースだとすぐわかりましたが、ソムリエ気分で楽しんでくれました。
次に、ある食品を容器に入れて、匂いだけでそれを当てるクイズをしました。

匂いをかいで、子供達が発した言葉は
「いちご!」「おせんべい?」「パンの匂い!」「しょうゆ?」と
正解にかなり近いところまで来ましたが、
一人も当てることができませんでした。

正解は味噌だったのですが、パンの匂いと聞いた時、確かにパンには酵母が入って作られるので、
味噌と近い匂いを感じるのかな?と子供の鋭さに感心。

 

そして、7月の教室でも匂いをかぐ場面があり、面白い発言が登場!

この時は、別々の容器に入った2つのごはんの違いは何か?を
匂いだけで当てるクイズです。
自信満々に答えてくれた子がいました。
「こっちは炊飯器で炊いたごはん、こっちは違う!」

どんな表現が出るか楽しみにしていましたが、
そんな表現が出るとはまさかに思わなかった先生たちは、
思わず、「すごい!」と目を見合わせました。

答は「冷めたごはん」と「温かいごはん」の違いでした。

 

食べたら違いはすぐに分かりますが、匂いの感覚の方が
子ども達の想像を刺激してくれるように思います。

食べて見ると、温かいご飯の方が香りもあっておいしいと、子ども達は発見!

匂いをかいで、大丈夫かどうかを判断するのは動物が持って生まれた本能
ですから、これを研ぎ澄ませておく方が安心です。

 

大人になれば、香りは癒しとしても重要になります。
疲れた時、リフレッシュしたい時、ぐっすり眠りたい時などなど
私もアロマの香りにはだいぶお世話になっています♪

仕事中に頭が煮詰まると、お香を炊いて気分転換しますが、これをやりすぎると
匂いが本にも鞄にも染みついてしまうことがわかり、
あまり匂いのきついものはやめることにしました。

 

匂いって、だんだんエスカレートしがちですが、近所迷惑にならない程度に
ほどほどに、が肝心です。