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日記2017年12月5日 りんごの皮むきレッスン

酉年の今年も年末に入り、気ぜわしくなりました。

 

10月から始まった小学生の味覚力アップ教室は12月3日に3回目の教室が行われ、

一足早く、クリスマスのメニューを作りました。

ミートボールを丸めたり、りんごをバラの花びらのように飾ったり、ハムでリボンを作ってみたりと、

簡単なことから、ちょっと難しめの作業にもチャレンジしながら、

それぞれクリスマスリースプレートとアップルタルトを完成しました。

 

小学生の教室では毎回、リンゴの皮むきレッスンも行っていますが、子どもたちの上達ぶりにいつも驚かされます。

 

「りんごむきは怖くてさせられません」

「うちの子は不器用だからだめです」

と言っている親御さんの心配はありますが、子どもたちはなんのその。

 

最初にイメージトレーニングをしてから、皮むきに取り掛かります。

 

どうすればりんごの皮がむきやすいのか考えながら、位置を変え、角度を変え。

皮が厚くむけようが、実がどんどん少なくなろうが、皮をむくことに集中します。

 

これが子どものすごいところ。

 

大人だったら、「怖い!」「ピーラーじゃないとできない」と言って絶対にやらない人もいます。

大人は「失敗しちゃいけない」「上手にできないとだめ」「できないと恥ずかしい」と思うことが先にたつのですね。

 

子どもは自分なりにコツをつかんで、なんとかやり切ろうと全力を出します。

 

高学年の子は手の力があるので、初めてでもほぼ全員が皮むきをやりとげます。

低学年の子は手の大きさや力が足りないと、最初は少しだけですが、

要領を覚えると2回目以降から上達して全部むけるようになってきます。

 

子どもができる力とチャレンジする力をいつも楽しく見せてもらっています。