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2025年2月25日 食育はやっぱり楽しい!

先日、目黒区主催の子育て講座が開催され、子どもの食べる力や味覚の発達過程、子どもの食事で大切なことに

ついてお話ししました。

「食べることは生きること」との言葉がありますが、子ども時代の食で一番に大切にしたいのは「食べることが好き」ということです。

子ども時代に作る体格や体力は生涯の健康資本となり、その時に身についた生活習慣は大人になっても継続していきます。

食べることが好きを確保しながら、空腹を作って、いろいろなものを食べる機会があるといいです。

そして、この「食べることが好き」という気持ちは食べ物を食べるだけでできるわけではありません。

だれと食べるか、どこで食べるか、どのように食べるか、どのように作られたのか・・・

心が満足することも大切です。

 

講座でお話しした後に、参加者の食育体験も行いました。

色を見て、どんな季節をイメージするのか、

匂いを嗅いで、何を思い出すのか

ビスケットを五感を使って食べてみる

 

今までに体験してきたことが思い出されて言葉になり、五感を普段使っていないこと、意識していないことに気づくことができます。

五感を使って食べると、好きなものはより好きに、苦手なものはどうして苦手なのか分かることもあります。

食育教室の中で子どもにも行ってきましたが、子どもはこのような体験はとても好き。

食の世界は見方によって違うものが見えることがよくあり、感覚を豊かにすることで「食べることが好き」は磨かれていきます。

食育はやっぱり楽しい!