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2024年7月20日 奈良時代から続く夏の味

梅雨入りからほぼ1ヶ月で梅雨明けとなりました。

これから食欲もなくなりそうな暑い時期になりますが、

24日は夏の土用の丑の日。

 

うなぎが夏バテ(夏やせ)防止に効果があるというのは

江戸時代から広まったものです。

「うなぎを夏に食べること」をよく調べて見ると、

もともとは奈良時代に作られた「万葉集」の中の大伴家持の歌が根拠になっているようです。

「石麻呂に 吾物申す 夏痩に よしといふものぞ 鰻取り喫せ」

これは大伴家持が痩せている友人の吉田連石麻呂に贈った歌で、

夏やせによいので鰻をとって召し上がれ、という意味とのこと。

 

うなぎにはビタミンA、D、Eに加えて、ビタミンB1,B2も豊富で、

免疫力や代謝を高めてくれて栄養価は抜群に高い魚。

このうなぎの素晴らしさに加えて、その味を高めたのがうなぎのタレ。

うなぎは高級品ではありますが、このやみつきの味を作ってくれた方にも感謝です。