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日記2017年3月3日 スプリング・エフェメラル

33日はひな祭り、桃の節句。

この日はちらし寿司に、はまぐりのお吸い物でお祝いし、

そして、ひなあられやひしもちが供えられます。

赤色や桃の花には魔よけの意味が込められます。

 

ひな人形の七段飾りは江戸時代の終わりに作られましたが、

紙や土で作った人形や、つるしびななど日本各地には

いろいろな種類の人形があります。

 

節句は旧暦でみたほうが本当は季節感がぴったり合います。

今年は3月30日が旧暦の3月3日にあたります。

その頃になると桜だけではなく、桃の花も咲きだして一緒に見られますね。

 

さて、春の里山ではいろいろな草花も見られます。

林から雪が消えるとすぐに芽を出すのが、福寿草。

紅紫色の花とうずら卵のような模様のある葉を持つ、カタクリ。

他にイチリンソウやニリンソウなども春の草花。

この草花を総称してスプリング・エフェメラルと言いますが、

直訳すると「春の儚いもの」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれています。

これらは春先に花をつけ、夏までに葉をつけると、そのあとは翌春まで地下茎でお休みします。

春のほんのひとときに見られる、かわいらしい花たちです。

 

今年の食育体感ツアーの第一弾がそのスプリング・エフェメラルに会えるツアーです。

春の野草を摘んで料理をする昼食も大人気! 

今年もぜひ、ご参加をお待ちしております^0^/