- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2021年2月
- 2020年9月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年7月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2017年12月
- 2017年10月
- 2017年9月
- 2017年8月
- 2017年7月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2017年1月
- 2016年11月
- 2016年10月
- 2016年9月
- 2016年7月
- 2016年6月
- 2016年5月
- 2016年4月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2015年4月
- 2015年3月
- 2015年2月
- 2015年1月
- 2014年12月
- 2014年11月
- 2014年10月
- 2014年9月
- 2014年8月
- 2014年7月
- 2014年6月
- 2014年5月
- 2014年4月
- 2014年3月
- 2014年2月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2011年9月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2010年9月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2009年9月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2008年9月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年5月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 日記2019年10月26日 おいしい米をおいしく炊くこと
台風による豪雨災害が続いています。
私の知人には洪水による被害を受けた長野や宮城に在住している方がいて、
安否を心配しましたが、無事を確認できてホッとしました。
それでも大事に育てたりんご畑や家の被害を受け、そのお気持ちを考えると心が痛むばかりです。
千葉県香取市に住む椿さんは昨日も雨で避難勧告があった場所ですが、利根川は氾濫することはなく、無事とのことで安心しました。
各地では多くの方が被害に遭われていますが、心よりお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
さて、先日、某炊飯器メーカーが開催する親子炊飯教室の講師の仕事をしてきました。
小学生の親子を招いて、最新の炊飯器を使って、おいしいご飯の炊き方を学ぶものでした。
米の計量、洗米、加水の仕方を実際に行い、ご飯が炊きあがるまでに栄養たっぷりのみそ汁も作りました。
自分の手で洗ったお米を、早く食べたくて待ち遠しくなった子供達の食べっぷりは見事!
ちょうどお腹のすく夕食時間となっていたので、笑顔で、無言で、食べる食べる食べる。
「えー、まだ食べるの?」と親御さんが不安に思う中でごはんを3杯平らげた小学1年生の男の子。
ある方は「普段は6人家族で2合炊いても余るのに、こんなに食べたのは初めてです」と言われました。
親子2組4人で4合の米を炊き、1.3kgのごはんになりますが、なんと、どのグループもほぼ完食していました!。
子どもの食べる力は恐るべし!
ごはんの美味しさ、恐るべし!
そして、炊飯器の力、恐るべし!
ちなみにこの炊飯器で私も2合の米を炊きましたが、一人で全部平らげました。
ごはんをこれほど美味しく炊く炊飯器の技術力は素晴らしいものがあります。
各メーカーでは炊飯の工程をしっかりとできれば、よりおいしく炊ける炊飯の仕方を説明しています。
ただ、心配なのは便利になって炊飯器まかせでできる分、大事な炊飯工程を知らずにいることです。
米の量に対してどのくらいの水が必要なのか?
*米の重量に対して水は1.5倍くらい。
米を研いでから水に浸ける時間はどのくらいか?
*夏場は30分、冬場は1時間くらい
現在の炊飯器は水の目盛りもあれば、浸漬時間も含まれた炊飯モードが主流ですので、このような基本事項を知らないと鍋で米を炊く時に上手にできません。
災害時に鍋で炊飯ができない人が実際に多かったのは、基本知識がなかったことも関係していました。
炊飯の水加減については、昔は手ばかりの方法がありました。
このようなことを伝えていくのも食育の役割です。
日本の米の美味しさとおいしく食べる知恵は世界のどこよりも秀でていると思います。
この季節の新米をもっとおいしく、もっとたくさん味わいたいものです。